「奇跡の小学校の物語」この学校はなくさない!


・福島県会津若松市大戸小学校/栃木県日光市轟小学校の存続決定!(映画「奇跡の小学校の物語」を当校地域住民が上映会開催)

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平成15年11月、いつも通り穏やかな朝を迎えた古賀志町の住民は、突然の新聞記事で目を覚ました。「5年以内に複式学級を解消しなければ…廃校?」皆一様にショックで固まった。

栃木県宇都宮市。古賀志山の山裾に、城山西(しろやまにし)小学校がある。昭和30年代には180名ほどのにぎわいがあったが、少子化の波に押され急激な児童減少に伴い、平成9年に複式学級となる。

地域のリーダーは、児童の少なさを感じてはいたが、本当に廃校の危機を宣告されるとは思わなかった。丁度その頃、校庭の真ん中にある天然記念物の桜も、学校の後を追うように枯れ始め、あと5年の命と宣告された。

前途多難な状況の中、ひょいと赴任してきた校長先生とその枯れかけた桜が、なんとこの学校の運命を変えた。

この地区は昔から「おらが学校」の絆が太く、地域の結束は固い。「どんな事があっても、この小学校はなくさない」と住民は一つになった。校長は、次々と奇想天外の奇策を打った。宇都宮市内でもあまり知られていない、この35名の小さな学校に、どうしたら通学してもらえるのか。魅力ある学校づくりが始まった。

 

小規模特認校として再スタート、次第に成果が現れた。そして遂に奇跡が起きた。学校、地域そして行政が成し遂げた「奇跡の小学校の物語」。

児童減少、複式学級、統廃合。いま年間500校の公立校が廃校に。子供のいない地域に、未来はない!

 

どうしたら児童を増やせるか?遠くからでも通いたくなる、魅力のある学校にするには、どうすれば?
地域の魅力を掘り起こす。移住者のための村づくり。高齢者が活躍する給食農園。本物に触れる文化人の授業。様々な奇策で学校を立て直す。

地域住民と学校が一丸となって汗を流し、行政も動いた。

今日本が抱える大きな課題が満載の話題作「奇跡の小学校の物語~この学校はなくさない!」この映画を同じ境遇にいるすべての人が待っている。

【推 薦 の言 葉】

いま日本が抱える大きなテーマ

この映画「奇跡の小学校の物語」は、いま日本が抱える大きなテーマが凝縮した作品と言えるでしょう。故郷の将来を見据え自分たちの地域を多角的な見地から見直し町を創っていく。そして、一つの小学校を核として子供からお年寄りまでが、生きがいをもって暮らしていく姿に、感銘を受けると共に、誇らしくも感じました。小学校の存続が地域の存続と信じ、学校を守り抜いた姿を、全国の皆さんに知って頂きたいと願っております。

 

(栃木県知事福田富一

見る人に大きな共感と感動を与える

児童の減少に伴う統廃合の危機を見事に乗り越えたことは,それ自体が「奇跡」であり,さらに,誰もが羨む学校に生まれ変わったことは,「学校はなくさない」という強い思いで学校の再生に取り組んできた地域,「子どものいない地域に将来はない」という思いから始まり,樹勢が弱っていた桜の復活とともに,学校に子ども達が戻ってくる様子は,見る人に大きな共感と感動を与えることと思います。そして,学校・地域・行政が一体となって成し遂げた「奇跡の小学校」を描くこの映画には今日、地域が抱えている様々な問題を解決するヒントが多く描かれています。この映画が,皆様にとりまして,今,大切なものは何かを考えるきっかけとなっていくことを願っております。

(宇都宮市長佐藤栄一

未来の学校の在り方を魅せられた

「おらが学校」を包むたくさんの思いが奇跡を起こした。ナレーションをしながら、地域と校長の奮闘ぶりにワクワクさせられた。未来の学校の在り方は、地域の愛が作っていくものなのかもしれない。

(とちぎ未来大使・ロックシンガー・俳優 ダイアモンド☆ユカイ)

【映画「奇跡の小学校の物語」はこうして生まれた】

廃校宣告からの復活は奇跡的な事だと思う。しかし、この出来事から十数年が経過した今、どうすれば当時の復活劇の記録を残せるか思案していた時の事。小学校の放送室の隅っこから、埃のかぶった1本のビデオテープを発見した。何気なく観た。体中に衝撃が走った。手塚校長以下、皆で学校改革していき、次第に児童数が増えて行く「卒業式」の記録が残っていた。これは、この作品がこれまでになる決定的なものだった。それこそ「奇跡の瞬間」だった。

(監督 安孫子亘)

【観覧コメント】

突然、統廃合の方針を新聞で知り地元に衝撃が走りました。 このままでは3年後に統廃合となります。 小さくても誰もがイキイキとして通うこの小学校を残したい。 子どもは、地域の中で育ち、生かされています。 教育委員会の方針を変えることはできないと思い込んでいる保護者や地域住民も多く、来年度入学の選択肢も揺れ動いるなか、この映画「奇跡の小学校の物語」を知りました。この映画の中には、思いも寄らない様々な選択肢のヒントがたくさん描かれていました。

(大阪在住)

 

子供たちが通う小学校が統廃合になると聞かされ、反対するべきか、推進すべきか、ずっと悩んでいました。この映画を観て決心する事が出来ました。うちの小学校は地域のみんなで守ります。地域の存続のために。

(福島県在住)

 

学校が無くなることは、そこに連綿として生きてきた地域の人々の息遣いが消えること。映画「奇跡の小学校の物語」を通して、学校の持つ役割を皆さんで考える機会にしていただきたい。

 

(教育関係者)

主人公

手塚英男(元城山西小学校校長)

平成14年、城山西小学校の存続危機の真っただ中に着任。地域の魅力を最大限活用した独創的な発想で学校再建に取り組んだ。

北條将彦(城山西小と地域振興を考える会会長)

地域のリーダー。個性あふれる地域を一つにまとめ地域、学校、行政との間に立ち、学校存続プロジェクトのまとめ役。


子供たちに一流のものに触れさせたい

文化人の先生による授業

 

 

豊かな感性と想像力育むために導入された授業。常に新鮮な発想を生み出す芸術家が講師となり指導。子供たちの自由な発想と無限大の可能性を引き出す。

   櫻井敬朔       粕谷圭司       和久文子       林 香君       妻木律子

   (書家)       (彫刻家)      (琴演奏家)     (陶芸家)       (舞踊家)

その他、魅力たっぷりの奇跡の小学校。映画を是非ご覧ください。

スタッフ

監督:安孫子亘(1959生まれ 北海道)

2011年3.11東日本大震災以降、福島県に製作拠点を設けドキュメンタリー映画を製作。「檜枝岐歌舞伎やるべぇや」(2011)、「生きてこそ」(2013)、「春よこい」(2015)、「知事抹殺」の真実(2016)日本映画復興奨励賞、江古田映画祭グランプリ受賞。

ナレーション:ダイアモンド☆ユカイ(1962生まれ 東京)

 伝説のロックバンド「RED WARRIORS」でメジャーデビュー。現在、音楽活動を中心に舞台、映画、テレビやラジオで幅広く活躍。2016年ミュージカル「ミス・サイゴン」で好演。1女2男の良き父親、2018「ベストファーザーイエローリボン賞」受賞。暮らしの拠点を栃木県佐野市に設け、佐野ブランド大使、とちぎ未来大使など栃木県にもゆかりがある。念願の子供を3人授かり育児に奮闘。「あいちイクメンPR大使」、「埼玉県コウノトリ大使」などに就任。

音楽:DAIJI(山梨県生まれ)

 ギタリスト・作詞・作曲・編曲家・プロデューサー

幼少期からピアノを学び、14才でギターを始め、15歳にて作詞、作曲、編曲、バンド活動を開始。メジャー、インディーズで活動するアーティスト、ユニットアイドルへのギターサポート、楽曲提供、編曲、サウンドプロデュースなども手掛ける。現在は、映画音楽、ミュージカルの作曲、編曲や演奏と共に音楽監督を務めるなど活動の幅は広い。映画「知事抹殺」の真実(2016)に続き、安孫子監督作品に参加。

題字・デザイン:やまなかももこ(1977生まれ 栃木)

 画家、絵本作家。女子美術大学デザイン科卒。

第19回、第21回ブラティスラヴァ世界絵本原画ビエンナーレ入選。(『田んぼのいのち』『牧場のいのち』(くもん出版)立松和平・作)

2005年には、70点の観音庵(新宿区)本堂の天井画完成。

2008年春に公開された映画『ぐるりのこと。』(橋口亮輔監督)で主演女優が描く絵として、 その天井画を提供。

主な作品として『俵万智3.11短歌集 あれから』(今人舎)俵万智・作、『孫正義物語 とことん』(フレーベル館)井上篤夫・作、『火のカッパ』(国文社)漆原智良・作、『おばあちゃんがやってきた』(新日本出版社)重本あき子・作、他多数。映画『奇跡の小学校の物語』のポスターを手掛け、タイアップ絵本『孝子桜のある日のお話』を出版。

映画「奇跡の小学校の物語~この学校はなくさない!」の公開と同時に出版した絵本「孝子桜のある日のお話」(作:やまなかももこ)

 やまなかももこ独特な描写と想像力で、廃校を乗り越えた立役者でもある「孝子桜」(こうしざくら)に息吹を与えた。

 舞台となった城山西小学校の衰退と同時に、校庭の真ん中に立つ孝子桜が枯れ始め「5年のいのち」と宣告された。手厚い治療の末、みるみる甦り見事な花を咲かせてくれた。この満開の桜がこの学校の危機を救った。

 上映会場によっては、絵本の原画展も同時開催・即売会も予定。詳しくはお問い合わせください。

監督・撮影・編集:安孫子亘
ナレーション:ダイアモンド☆ユカイ
プロデューサー:ナオミ

音楽:DAIJI
主題曲:歌/光岡昌美「君の夢をのせて」
題字・デザイン:やまなかももこ

空撮:櫻田修一
編集協力:池内誠
録音協力:本橋大輔
編集スタジオ:会津ジイゴ坂学舎
録音スタジオ:Studio Varbary
       BEAT CLUB STUDIO
翻訳:シング麻美
製作デスク:塩谷奈津紀

製作協力:有限会社 随想社
    (株)サンミュージックプロダクション

写真提供:城山西小学校
参考資料:国際総合企画株式会社
協賛:沖縄自主上映会促進ネットワーク
栃木県北市民ネット映画サークル十人十色

後援: 栃木県 / 宇都宮市 / 宇都宮市教育委員会

    栃木県連合教育会 / 栃木県教職員協議会

    栃木県PTA連合会 / 栃木県生活協同組合連合会

    下野新聞 / とちぎ朝日 / 東京新聞宇都宮支局

制作協力:城山西小学校映画制作実行委員会

企画・製作:ミルインターナショナル 



映画「奇跡の小学校の物語」バリアフリー版登場!

【バリアフリー(聴覚障害)上映会の申込み開始!】

映画「奇跡の小学校の物語」のバリアフリー(聴覚障害の方のための)上映会を始めました!

内容・情景の全てを字幕化し、耳の不自由な方々にこの映画の重要性を伝えていきたいと思っています。